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車で帰省

関東(東京、神奈川)から九州(福岡)まで1,000Km 車で帰省! 計画編

2017年7月27日

本記事は2017年7月に書いたものですが、その後も新しく開通した区間や実際に走ってみた結果などを随時更新しています。
(最終更新:2021年12月)

我が家ではここ数年、年に1~2回は愛車のFREED+(フリードプラス)で、神奈川県の自宅から実家のある福岡県まで、車で帰省しています。

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今住んでいる神奈川の自宅から、福岡の実家までの距離は片道約1,000km。
とんでもない距離でそれなりに大変なのですが、運転好きなので毎回楽しみながら長距離ドライブをこなしています。

初めて車で帰省したのは今から15年以上前の独身時代。
その頃はたまたま同郷の友人達が周りにいたので、皆でワイワイやりながら何度も帰省したものです。

そして時は流れ、結婚して子供も二人生まれ、次第に新幹線や飛行機での帰省が体力的にもお財布的にもキツくなって来たので、最近ではまた車で帰省するようになりました。
妻がペーパードライバーなので、今では家族を乗せて全て一人で運転しています。

毎回帰省するのはGWやお盆休み、それに年末年始などの長期連休で、毎年ニュースになるほど渋滞が酷い時期でもあります。
そんな時期に片道1,000km、往復で2,000kmも車で移動すると聞くと、「本当に一人で運転出来るの?」と思うかもしれませんが、当然関東から九州までずっと渋滞している訳では無く、毎回必ず渋滞するポイントが何ヶ所かあり、その渋滞するポイントを知り、通過時間を調整したり別ルートを選択する事で、驚くほどスムーズに走ることが出来るのです。

そこで今回は長年の経験から、渋滞を避けるためのコツや、おススメのルートなどを書いてみたいと思います。


一口に関東から福岡まで車で帰ると言っても、いくつか選択できるルートがあります。
恐らくカーナビで検索すると、【東名高速(新東名)→伊勢湾岸道→新名神高速→山陽自動車道→九州道】と、ざっくり書くとこんなルートが表示されるかと思います。

私も最近では事故渋滞などがない限りは、この代表的なルートを選択していますが、過去に試行錯誤しながら、色々とルートを変えて走ってきた経験から、それぞれのルートの特徴を書いて行きたいと思います。

東名高速道路と中央自動車道の特徴

まず東京、神奈川から出発して大阪方面まで向かう場合、海側の東名高速道路を通るルートと、山側の中央自動車道を通るルートの2つが存在します。

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現在は新東名高速もほぼ開通しているので、正確には3つですね。

もしどこも渋滞していないのであれば、選択すべきは新東名経由で行くルートです。

東名高速道路(新東名)は中央自動車道に比べ、距離は50kmほど短いので最短のルートとなります。
また現在は一部区間の最高速度が120km/hに引き上げられていたり、アップダウンも少なく直線的な設計となっている為、運転も楽ですし、距離以上に所要時間に差が出ると思います。

ただ、お薦めである、新東名のネックとなるのが、最短ルートゆえの交通量の多さで、特に長期連休ともなると、渋滞情報が出ていなかったとしても、常に車がビッシリで、流れが非常に悪いです。

そんな中でも毎回目に余るのが、一部大型トラックのマナーの悪さ。
少しでも隙間があれば走行車線も追い越し車線もお構いなしに、トラックが無理な割り込みをしてくるので危険な上に、常にトラックに囲まれて走っている感じとなるので、とてもストレスを感じます。
おかげで車の流れもさらに悪くなり、愛知県に入るまでずっと70キロ程度でノロノロ走らざるを得ない事も多いです。

そんな新東名の混雑を避けたいのであれば「中央自動車道を通る」方法があります。
山側を走る中央自動車道は、アップダウンも激しくカーブも多い為、運転は少しだけ大変ですが、東名高速道路に比べると圧倒的に交通量が少ないので、ストレスなく走る事が出来ます。
※但し冬場の中央自動車道はチェーン規制が出ている事が多いので要注意。

個人的には自分のペースで走れる中央自動車道の方が好きなのですが、現在は都内から神奈川県の西部に移り住んだので、最近はほぼ新東名高速道路を利用しています。
でももし出発する前に東名高速道路が渋滞していたら、今でも迷わず圏央道を使って中央自動車道に迂回すると思います。

渋滞のポイントは出発直後と近畿地方

関東から九州まで車で帰省する場合、1番のネックとなるのが近畿地方の渋滞です。
(出発直後の渋滞については後述します)

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地図を見ると良くわかるのですが、東名高速道路や中央自動車道、それに東海北陸道などの高速道路が、最終的には滋賀県あたりで一つにまとめられ名神高速道路→中国自動車道となり、大阪を抜けて神戸方面に向かいます。

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その渋滞の起点となるのが、琵琶湖の南にある滋賀県の草津ジャンクション(以降はJCT)です。この草津JCTは東名高速道路と中央自動車道方面の両方から来た車の合流地点となる為、ここで毎回と言って良いほど大渋滞にハマります。

さらに言うと、中央自動車道方面から繋がる名神高速側が本線となる為、合流する側となる東名方面から繋がる新名神側の方が混雑が酷いのです。
この現象は、2019年夏に帰省した際に検証済みです。
関東から九州へ車で帰省 2019お盆休み編

この、草津JCTを何時に抜けるかが、クルマでの帰る場合の最大のポイントになるので、最近では草津JCTを通過する時間に焦点を当てて、毎回計画を立てるようにしています。

当然朝夕のラッシュの時間帯は混むし、出来れば日中も避けたい為、いつも草津JCTを深夜に通過出来るように、逆算して出発するようにしています。
長期連休に車で帰省する時に、少しでも渋滞を避けたいと思うなら、夜間の移動は絶対に外せない条件です。出発前に仮眠を取るなどして、眠気対策をするのを忘れずに!!

以前は一番の渋滞スポットと言えば大阪でした。
特に、大阪の吹田JCTや宝塚IC付近は以前では毎回と言って良いほどニュースで取り上げられていた渋滞スポットでした。

しかし、2018年に新名神高速 神戸JCT~高槻JCTまでが開通して、大阪の渋滞回避が出来るようになりました!

新名神神戸
出典:NEXCO西日本
関連記事 → 『車での帰省組にビッグニュース!新名神高速開通で渋滞回避できるか』

実際に2018年の夏に開通したばかりの神戸JCT~高槻JCTを走って帰省してみましたが、大阪の渋滞スポットを全く通らなくて済むため、大阪を通過するだけの人は、絶対にこの新名神高速を通る事をお勧めします。

この区間に関して言えば、従来の名神高速→中国自動車道のルートよりも若干距離は長くなるのですが、たとえ渋滞していなくても、新名神ルートを通るのが正解です。
名神高速→中国自動車道ルートは、大阪の都市部を通過する為、分岐も多く車の出入りも激しいのですが、新名神ルートの方は山間部を抜けるため分岐も全く無く、気が付いたらあっという間に兵庫県に入っていると言う感じです。

道路も新しいので運転も非常に快適だし、サービスエリアなども出来たばかりなのでとてもキレイです。

長年車で帰省している身としては、渋滞無しで大阪を抜けられるようになるなんて、まるで夢のようです。

さらに2019年3月に、三重県の新四日市JCT~亀山西JCT間(約23km)が開通したことにより、伊勢湾岸道路から渋滞の名所である東名阪道を通らずに、新名神高速に接続する事が可能になりました。

新名神開通
出典:NEXCO中日本

こちらも2019年のお盆休みに、実際に走ってみました。

大阪の渋滞が無くなってから、次に渋滞するポイントとして東名阪自動車道の四日市JCTと亀山JCTがあり、短い間隔でそれぞれ30~60分程度渋滞するという、とても憂鬱な区間だったのですが、現在では伊勢湾岸道から東名阪自動車道を通ることなく、新名神高速に直結出来るようになったので、夜間にこの区間を通過した時には、全く渋滞はありませんでした。

新名神高速や新東名高速は現在も工事が続いており、将来的には新東名→伊勢湾岸道→新名神でJCTでの分岐や合流をすることなく、兵庫県まで行くことが出来るようになるのです。

そうなると出発時間さえ気を付ければ、「関東から九州まで一度も渋滞することなく帰れる!」なんて日もやって来るかも知れませんね。
もしお使いのカーナビの地図が古い場合、先ほどの新名神の神戸JCT~高槻JCTと新四日市JCT~亀山西JCTが反映されていない可能性がある為、注意が必要です。

オススメのタイムスケジュール

車で帰省する場合、ルートの選択も重要ですが、出発時間を何時にするのかと言うのも非常に重要です。

私の場合、いかにして渋滞を避けるか!に重点を置いている為、毎回必ず夜間に走るようにしています。
長期連休の中でも渋滞のピークと言われる日に帰る事が多いので、少しでも車の少ない時間帯に走りたいというのもあるのですが、まだ子供が小さい為、子供が寝ている間に走った方が子供も大人もストレスが無くて良いのです。

そして長年の経験から導き出したオススメの出発時間は20時~21時です。
20時前だと、首都圏から近隣の県に帰省する車なども多い為か、出発してすぐに大渋滞に巻き込まれます。
先ほど渋滞のポイントとして挙げた、出発直後の渋滞というのがこれに当たります、
車で帰省した事がある方なら経験済みかも知れませんが、東名高速道路であれば東京料金所、中央自動車道であれば八王子料金所となりますが、変な時間に出発するとこの料金所を抜けるまでに非常に時間が掛かるのです。
出発直後の渋滞は精神的にもキツイので、何としても避けたい所ですが、この渋滞が解消されだすのが、だいたい20時過ぎからになります。

もちろん出発時間が遅ければ遅いほど、この出発直後の渋滞は解消されていくのですが、あまり遅すぎると今度は大阪を抜ける前に夜が明けてしまい、近畿地方の渋滞に捕まってしまうのです。

以下はいつも帰省する際の、簡単なタイムスケジュールです。

20:00  出発

首都圏の渋滞が落ち着いた頃を見計らって高速道路に乗り、最初は少し頑張って長距離を走ります。
東名→新東名→伊勢湾岸道(約300km)
(神奈川→静岡→愛知→三重)

23:00  三重県 湾岸長島PA  1回目の休憩

一度軽い休憩を取ったら、そのままの勢いで、深夜の内に難所である近畿地方を抜けてしまいます。
伊勢湾岸道→新名神→山陽道(約200km)
(三重→滋賀→京都→大阪→兵庫)

2:00  兵庫県 三木SA  2回目の休憩  給油

これで約半分は走ったことになるので、給油や仮眠を取りつつ少し長めに休憩を取ります。
ここからひたすら山陽自動車道(約150km)
(兵庫→岡山)

5:00  岡山県 道口PA  3回目の休憩

この先からは疲れも出てくるので、小まめに休憩を取りつつも、早朝の車が少ないうちに、岡山や広島の都市部を通過。
まだまだ山陽道(約180km)
岡山→広島→山口

7:30  山口県 玖珂(くが)PA  4回目の休憩

最後に山口県あたりで休憩を取って、福岡の実家まで一気に走ると言う感じです。
山陽道→中国道→関門海峡→九州道(約200km)

10:00 実家到着

途中、少し仮眠を取ったり、長めに休憩をしても、だいたい14時間ぐらいで帰れると思います。
ただし、事故渋滞だけは予測が出来ない為、もし遭遇してしまったら運が悪かったと思って諦めましょう。
車にチョコレートなどの甘いものを用意しておくと、渋滞中のイライラも少しは軽減出来ますよ。

意外と大事な休憩の取り方

上のタイムスケジュールを見ると
休憩ではSA(サービスエリア)よりもPA(パーキングエリア)を多く利用しています。

このポイントとして、給油を伴わない休憩の時には、あえてサービスエリアを使わずに、ササっと立ち寄れるパーキングエリアを選ぶことです。
これはあまり人に勧められる話ではないのですが、私は車で帰省する時には『なるべく休憩を短くして走り続ける事!』を心掛けています。
サービスエリアに寄って、ちょっとお土産を眺めて、軽食を取ってトイレに行って、気が付けば1時間以上経過・・・みたいな話は絶対に避けたいのです。
休憩時間を30分短縮して、仮にその時間で時速100kmで走り続ける事が出来れば、距離にして50kmも先に進むことが出来ます。
1000kmも走るとなると、休憩も1度や2度では済まないので、仮に5回休憩を取って、毎回1時間休憩する場合と、30分休憩する場合を考えると、最終的に両者の距離差は何と250km。総走行距離の4分の1にもなります。
これは、到着時間にして3時間ほど差が出ると思います。

また、サービスエリアは長距離ドライブの楽しみの1つでもありますが、特に長期連休の時には混雑が酷いので、駐車できるスペースを探す分、思わぬ時間のロスになりがちです。(人気のSAに立ち寄った所、満車で駐車できなかったこともありました)

また仮眠を取ろうにも、照明が明るすぎて眠れないなんて事もあります。

ということで、帰省の際はSAの楽しみはグッと我慢して、小さめのパーキングエリアでのんびり休憩する事をオススメします。

我が家は出発前に、簡単に食べられる、おにぎりりやパン、それにお菓子や眠気覚ましのコーヒーなどを準備するようにしていて、おかげで毎回、給油以外では1円も使わずに済んでいます。

山陽自動車道と中国自動車道は臨機応変で!

神戸の先からは山陽自動車道と中国自動車道の二手に分かれます。

ここで車も分散されるのでこれまでのような混雑はなくなるのですが、ここから夜も明けて車が増えて来る時間帯になります。
その為、都市部を経由して行く山陽自動車道は、所々で短い渋滞が発生する事があります。
この区間でのポイントは、渋滞情報をこまめにチェックしながら、臨機応変に通るルートを選択すると言う事です。

山陽自動車道の方が距離は約25km短く、中国自動車道に比べてカーブも少ないので、渋滞さえなければ山陽自動車道を通るのがベストと言えるでしょう。
しかし山陽自動車道のネックとしては、交通量の多さにより、自然渋滞の発生頻度が高いと言う点です。

特に渋滞するポイントとして、岡山JCTと広島JCTがあります。
このどちらのJCTも主要都市の近くに位置する為、合流してくる車が多く、どうしても渋滞しがちになります。

それに比べて、山沿いを走る中国自動車道は、はっきり言ってほとんど車が居ません。
周りを確認しても、見渡す限り車の姿が見えず、自分の車しか走っていないなんて状況も度々あります。
運転があまり得意ではない人や、奥様なんかと運転を交代するのにもベストなポイントとも言えるでしょう。

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中央自動車道と同様に、山沿いを走る中国自動車道は、アップダウンやカーブも多いのですが、圧倒的に交通量が少ないので、運転の快適さは山陽自動車道とは比べ物になりません。

最終的には山口県下関市の手前で山陽自動車道と中国自動車道は合流するので、渋滞が発生しそうな場合は、迷わず中国自動車道を選択した方が良いでしょう。
※中国自動車道も冬場は積雪が多い地域を抜けるので、チェーン規制には注意が必要です。

ただ個人的にはオススメしたい中国自動車道ですが、乗り物酔いが酷い家族には毎回不評だったりします。
途中には最高時速が50km/hまでの速度制限区間などもある為、確かに山深くカーブの多い道ではあるのですが・・・

そこで最近では、日が高くなる前に岡山や広島の都市部を通過出来るようであれば山陽自動車道を選び、難しいようであれば最初から中国自動車道を選ぶと言った感じで、臨機応変に2つのルートを使い分けています。

また途中に何ヶ所か、山陽自動車道と中国自動車道を行き来できるルートがあるので、常に交通情報を確認しておけば、事故渋滞なども避ける事が出来ます。
今はスマホのアプリなどで、リアルタイムに渋滞情報をチェック出来るので、非常に便利になりました。

オススメの渋滞情報アプリ

私がいつも利用しているのは、この『道路渋滞情報ビューア』と言うアプリです。
渋滞情報
道路渋滞情報ビューア
Android版
iOS版

北海道から沖縄まで、日本全国の高速道路の渋滞情報や各種規制情報がリアルタイムに確認できる優れものです。
サービスエリアのトイレの所などに、大きなモニターで渋滞情報を表示している掲示板があると思いますが、あれがスマホでいつでも確認出来るのです。
運転中は見ることが出来ないので、奥さんのスマホなどにもインストールしておいて、事前に使い方をレクチャーしておくと良いでしょう。

最後の試練?

最後に関門海峡の手前で渋滞が発生する事があるのですが、橋を渡らないと九州に辿り着けないので、これだけは避ける方法がありません。

実家が北九州の私は、一度だけ下関で高速を降りて、関門トンネルで九州に入る方法を試したのですが、高速道路が混んでいる時は一般道も大渋滞で余計に時間が掛かりました。

ここは大人しく渋滞にハマっていた方が良いと思います。
関門海峡を渡ればそこはもう九州。ゴールは目の前ですが最後まで気を抜かずに安全運転で!

気になる費用の話

車で帰省する場合の一番のメリットは、何と言っても費用の安さだと思います。

年末年始や夏季休暇は、飛行機や新幹線の料金が割高な上に、予約を取るのも一苦労です。

東京-福岡間の航空機のチケットは、年末年始には片道でも1人3万円以上掛かります。
我が家は4人家族なので、子供の分が多少割安になったとしても、家族全員で帰省するとその総額は20万円以上!
それに比べて、車で帰省する時に掛かる費用は、高速料金とガソリン代だけです。

神奈川から福岡までの高速料金は片道でおおよそ2万円前後ですが、夜間に走りETCの深夜割引(高速料金3割引)を利用する事で、1万5千円以下に収まります。

ETCの深夜割引とは、ETC利用車が深夜0時~4時までの間に高速道路を利用するだけで適用される、お得な割引です。
勘違いされている方が多いのですが、深夜割引は0時~4時の間にETCレーンを通過しなければならない訳では無く、その時間帯に高速道路上に居れば良いだけなので、夜間の走行であれば、出発や到着が何時になろうとも、この割引が自動的に適用される事になります。
12時間以上も運転するなら、この時間帯を使わない手はありません。

ガソリン代も我が家のフリード(ガソリンモデル)なら、少なく見積もっても15km/Lぐらいは走ると思うので、1,000km÷15kmで片道約67Lのガソリンを消費する計算です。

その時のガソリンの価格にもよりますが、いつも片道1万円以下に収まっています。

高速道路は一般道よりもガソリンが20円/Lほど割高なので、高速に乗る前に、ガソリンを満タンにしておくこともポイントです。

20円/Lと言う価格差は、例えば満タンで50L必要な車の場合、一回の給油で1,000円も高くなる計算になります。

高速代が往復で3万円弱、ガソリン代が往復で2万円弱なので、総額でも何と5万円以下と激安です。

これは年末年始や夏季休暇に飛行機や新幹線で帰る事を考えると、一人分の往復運賃よりも安いです。

費用以外のメリット

費用以外にも、車での帰省にはさまざまなメリットがあります。

例えばたくさんの荷物やお土産を全て車に乗せる事が出来るのも、車で帰省する場合のメリットですね。

公共交通機関だと、子供を抱えながら大きなスーツケースを転がして駅構内や空港内を歩き回ってと、考えるだけで憂鬱になりますが、車ならあまり考えずに車にドンドン荷物を載せられるのでとっても楽ちんです。

我が家では、毎回車にキャンプで使っている大きなクーラーボックスを積んで、行きも帰りも地元の美味しいグルメをたくさん入れてお土産にしてます。駅や空港で買うよくわからないお菓子なんかよりよっぽど喜ばれますよ。
それ以外にも、飛行機や新幹線と違って、自分のタイミングで出発すれば良いだけなので、時間にも縛られないし、安いチケットを求めて色々調べたりする煩わしさからも解放されました。

さらに実家に帰った時の足が確保出来ると言うのも大きなメリットですね。

小さな子供がいる我が家の場合、実家の車を借りるとなった時にも、チャイルドシートが無くて困ってしまいますが、いつも使っている自分の車であれば、そんな心配も不要です。

全国高速道路・ルート検索

実際に計画を立てる時には、NEXCO東日本が運営している、『ドラぷら』と言うサイトが非常に便利です。

ドラぷら

ドラぷらのサイトはコチラ → ドラぷら

地図上で出発ICと到着ICそれに出発時間などを入力するだけで、目的地までの距離やルート、それにNEXCOが発表している区間ごとの渋滞予測なども加味した所要時間を調べる事が出来ます。

同じルートでも出発時間をずらす事で、目的地の到着時間が早まったりするので、実際の出発時間を決める目安にもなりますよ。

一番最初に車で九州まで帰省した時(15年ほど前)は、まだスマホもなくカーナビも付けていないような状態でしたが、このドラぷらで検索したルート情報を印刷して、とりあえず分岐点だけ頭に叩き込んで、それだけで帰れてしまったぐらいです。

なによりこうやって色々な情報を元に、いかに渋滞に巻き込まれないようにするかを調べるのも楽しいものです。

まとめ

長々と書いてきましたが、最後に車で帰省する場合の最後のポイントとして、あまりしっかりといた計画を立てない事!と言うのを書きたいと思います。

長年車で帰省をしてきて、もうカーナビ無しでも帰れるほどルートを熟知していますが、それでも予想外の渋滞に巻き込まれる事は少なくありません。

そんな時、事前に「何時までにここを通過して・・」などあまり綿密な計画を立ててしまうと、その予定が崩れた時、予定通りに行かない事からの焦りやストレスが溜まって運転する上で良くないです。

とんでもなく長い距離である事は間違いないので、少しでもストレスなく運転するのが大事です。

もちろん車で帰る以上、渋滞や事故のリスクもありますが、上で挙げたような費用の安さやそれ以外のメリットも考えると、多少運転が大変だとしても、十分に車で帰る価値があると思います。

時間的に余裕があれば、各県のサービスエリアで名産のグルメを楽しんだり、お土産を色々買い漁るのも楽しいと思います。

またいずれは、途中で1泊するなどして、色々な県で観光などをしてみたいです。

考えているだけで、次の帰省がまた楽しみになってきました。
この記事を読んで、車での帰省にチャレンジしてみようと思った方、くれぐれも安全運転で!

※今年の年末は大雪・凍結に見舞われそうで厳しいドライブとなりそうです。
我が家はスキーに出かけるので、すでにスタッドレスタイヤに替えていますが、緊急用として、チェーンも用意しています。
昨年は、白馬のスキー場の宿の前でドカ雪にハマり、このタイヤチェーンが活躍しました。

携帯ショベルも積んでおくと安心です。
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