2026年7月下旬、4回目となる富士登山に挑戦してきました。

1回目は結婚する前の妻と二人で登り、二回目は長男が8歳の時に二人で登り、前回の3回目は長男10歳、娘が8歳の時に妻も連れて家族全員で富士山に登りました。
念願だった家族全員での登頂を果たしたので、私自身は非常に満足し、我が家の富士山挑戦物語はこれにて完結!と思っていたのですが、前回登った後に娘が「お兄ちゃんも2回登ったから、私も10歳になったらもう一回登る!」と言い出しました。(また登るんですね・・・了解しました)
そんな訳で、今回は娘と二人での富士登山挑戦に向けて色々と準備を進めてきました。
これまでの3回は全て須走ルートを利用していたのですが、一度は違うルートも体験してみたいと思い、今回は1番メジャーな吉田ルートを利用して登る事にしました。
準備で登ったおススメの山や、持ち物などは改めて書きたいと思いますので、いきなり出発編からになります。
出発当日
今回も麓の駐車場までは車で向かい、バスに乗り換えて五合目を目指す頃にしました。
吉田ルートの出発点となる富士スバルライン五合目に行くときは、東富士五湖道路の富士吉田インターチェンジ(IC)を出てすぐの富士北麓駐車場、通称富士山パーキングに車をとめてからバスに乗り換えます。
未舗装の須走口の乗り換え駐車場と違い、しっかりと舗装された広い駐車場で、トイレや立派な案内所などもあり非常に使いやすかったです。

案内所は冷房完備で椅子などもあるため、バスの待ち時間に利用させて頂きました。
ここから富士山の開山期間中の休日には、早朝の3:30から30分おきに五合目行きのバスが運行されていますが、混雑時には増便もされるようで、ほとんど待たずにバスに乗る事が出来ました。

富士スバルライン五合目まではバスで45分でした。
富士スバルライン五合目
朝7:00過ぎに神奈川の自宅を出発して、9時前には駐車場に到着し、9:30のバスに乗り込み10時過ぎに五合目までやってきました。

スイスの山岳リゾートのようなお洒落な建物ですね。
五合目は非常に多くの人達で賑わっていました。
服装を見る限りでは、登山客が半分、五合目までの観光客が半分と言った感じでしょうか。
ここで高地順応も兼ねて、ゆっくり休憩すると共に、早めの昼食を済ませる事にしました。
ここ富士スバルライン五合目の標高は約2300mで、平地よりも気圧が低い為、身体に取り込める酸素の量が平地の75%程度になってしまうそうです。
そのため、まだ身体が慣れていないうちからすぐに行動を開始してしまうと、高山病のリスクが高くなってしまうのです。
吉田ルートの五合目は須走ルートの五合目よりも標高が高い為、いつもよりも長めに高地順応する事を心掛けました。
標高が高い分、宿泊する山小屋までの距離も近い為、焦らずにのんびり過ごすことが出来ました。
子供はすぐに登りたくて仕方がない様子でしたが、神社で安全祈願をしたり、ラーメンを食べたりして良い感じに時間を潰す事ができました。

このシンプルなラーメンとかきあげうどんで合計2,500円でした。
普段の生活でも、近年の物価高を考えると、富士山の五合目でちゃんとした食事を食べられる事を考えると、これでも安いぐらいかも知れませんね。
五合目で1時間以上過ごして、入山受付も済ませていよいよ登山開始です。
今回、バスのチケットと入山受付の支払いはネットで済ませておいたのでとてもスムーズでした。
ここ数年は軽装登山での遭難などが問題になっているので、入山受付の時に係の方から持ち物について色々とチェックを受けました。
見るからに登山装備の私たちはそれほど入念なチェックはされませんでしたが、あきらかに普段着と思えるような格好の人達は、雨具や防寒着などをちゃんと持っているか、バッグを開けてチェックされていて、持っていない場合は売店で購入するかレンタルしないと入山出来ないと、追い返されていました。登山シーズンには毎日のように富士山での遭難のニュースを目にするので、これぐらいやってもまだ甘いぐらいかも知れませんね。
無事に入山受付を済ませた私たちは、2026年バージョンの木札とリストバンドをザックに装着し、ゲートに向かいました。

ゲートの手前には吉田口五合目名物のお馬さんが並んでいました。

吉田ルートでは六合目までは馬に乗って移動する事も出来るのですが、料金は片道2万円ぐらいするらしいです。
12:00 登山開始
ゲートを越えていよいよ登山開始です!と、意気込んで行きたい所ですが、ゲートを越えてからしばらくはこんななだらかな道が続きます。なんなら少し下ってるし。

15分ほど歩くと分岐点に差し掛かり、こここらやっと登りが始まりますが、まだまだ歩きやすい道が続きます。

馬も登れるぐらいなので、六合目までは特に難所はありません。

過去の富士登山は、天気に恵まれたのは良かったのですが、ずっと炎天下の中を登り続け、体力の消耗が激しかったのに比べて、今回は曇りがちな天気のおかげで、ずっと快適に歩くことが出来ました。

途中にはこんな石垣の登りもあり、富士山に居る事を忘れてしまいそうなぐらい快適な道でした。

12:30 富士山安全指導センター
ゲートから30分ほどで富士山安全指導センターの建物に到着しました。

ここが六合目になるようですね。こちらではヘルメットの無料貸出しも行っているようです。
富士山で特に怖いのは落石と落雷と突風。雨や寒さなどは装備さえちゃんと整えておけば防ぐことが出来ますが、特に落石は遭遇してしまったら運が悪いとしか言いようがありません。
そんな不運な事故を防ぐためにも、ヘルメットはあった方が良いかも知れませんね。
ここで少しだけ立ち止まって、水分補給と軽い休憩を取りました。
須走ルートに比べると、拍子抜けするぐらいあっという間に六合目に到着しましたが、ここからいよいよ、山頂まで続くつづら折りの本格的な登りが始まります。
