【10歳の娘と二人で富士登山2026 初めての吉田ルート その2】の続き
2日目 朝4:00
いよいよ山頂アタックの朝を迎えました。

本日の計画ですが、元々は山小屋の前で御来光を見てから、朝食を食べてゆっくり出発!と言う予定だったのですが、前日から天気を見ていると正午ごろから少しだけ雨の予報となっていました。
そこでお昼までに下山できるように、なるべく早く出発する事にしました。
東洋館の朝食は前日の夕飯の時にお弁当を渡されるのですが、途中でお弁当を食べるのも大変だし、ゴミも出るので山小屋で食べてから出発しようと思っていたのですが、中身を見るとパン2個とウィダーインゼリー1個だったので、持って行って途中で食べる事にしました。
結果的にこのお弁当のおかげで、予定よりも早く出発出来て良かったです。
とは言え、子連れで暗い内からの出発は危険なので、明るくなってしっかりと足元が見えるようになってから出発する事にしました。
4:30 山小屋を出発
十分明るくなってきたので、いよいよ山頂に向けて出発します。

この時間はみんな立ち止まって御来光を待っているので、登っている人はほとんど居ませんでした。
ここから八合目の先までは、まだまだ岩場が続きます。

あとちょっとで八合目の山小屋と言う所で、いよいよ御来光タイムを迎えました。

雲海も広がっていて良い感じです。

少し雲が多い天気ですが、しっかりと御来光を見る事が出来ました。
富士山からの御来光、何度見ても良いものです。

5:00 太子館 標高3100m
東洋館から30分ほどで、八合目の太子館までやってきました。

山小屋でのんびり御来光を見て、朝食を食べて身支度をして出発となると、恐らく出発時間が6:00ぐらいになったと思うので、かなり良いペースです。
山頂までは残り、2.7kmでまだ3時間以上掛かります。

焦らずのんびり登って行きたいと思います。

5:30 白雲荘
八合目も山小屋が密集しているので、こまめに休憩を取りながら進んで行きます。

小腹がすいたので、朝食用のパンなども食べました。
5:50 元祖室 標高3250m
標高3250mの元祖室に到着。

山頂までは残り1.8km、残り2時間です。

この辺りから岩場の登りから、砂礫の坂道に変わる為またストックを出して登り始めましたが、ストックなしの状態よりもとても楽に登れるのに驚きました。

初めての富士登山で不安な方などには、ストックを2本用意する事を強くお勧めしたいですね。
6:30 富士山ホテル別館 標高3400m
このあたりからお隣の須走ルートの山小屋が見えてきました。

右にある白い鳥居のある建物は、いつも泊まっていた見晴館ですね。
ここは富士山ホテル、八合目トモエ館、江戸屋などの山小屋が密集していました。



このあたりで須走ルートと合流します。
下山ルートに目をやると、山頂で御来光を見たツアーの人達でしょうか?非常にたくさんの人が歩いていました。

6:50 御来光館 標高3450m
最後の山小屋、御来光館までやってきました。

ここで少し長めに休憩して山頂アタックに備えました。
下を見ると、これまで登って来た道がはっきりと見えていました。

六合目の安全指導センターはもう豆粒のようです。
山頂までは残りわずか、張り切って行ってみましょう!

7:30 九合目 3600m
さらに40分ほどかけて、ついに九合目までやってきました。

この辺りから、また岩場が増えてくるので、ストックをしまいグローブを装着して登って行きます。

ストックを出したりしまったり、重いリュックを何度も下ろしたり背負ったり大変ではありますが、状況に合わせて装備を見直した方が登りやすいです。

本当にあとひと踏ん張りです。
娘も少し疲れが見えてきましたが、こまめに休憩を取りながら頑張って登っていました。
8:00 富士山頂上
山小屋を出発して3時間半で、ついに山頂に到着しました。

娘は2度目の富士山制覇です。

小学生で2回も富士山に登るなんて、我が娘ながら本当に凄いですね。
この経験がこれからの人生において、何か少しでも自信のようなものになれば良いなと思います。
山頂ではお待ちかねのおやつタイムです。

自宅から持ってきた、パンパンに膨らんだお菓子を頂きます。
これ以外にも、下山に備えてチョコバーなどで栄養補給もしました。
おやつを食べていると、雲が急速に発達してきて入道雲のようになっていたので、まだ山頂の空気を味わっていたい所ですが、早目に下山する事にしました。

下山前に火口だけ見に行ってみました。

いつみても壮大な景色ですね。
今日は雨予報さえなければ、時間的にも体力的にもお鉢巡りも出来ちゃいそうなのが惜しい所です。
日本最高峰の剣ヶ峰はまた次の楽しみにとっておきたいと思います。
8:50 下山開始
もっとゆっくりしていきたい所ですが、早目の下山開始です。

富士スバルライン五合目まではここから約3時間半のようですね。

下山はひたすらにこんな感じの砂礫の下山道を下って行きます。

場所によっては足を取られるほど深く埋まるような場所もあるので、下りではゲイターを装着しています。
ゲイターが無いと、靴に小石が入ってしまい痛い思いをするので、下りの小石対策は必須です。
しばらく歩いていると、周囲は完全に雲に包まれてしまいました。

9:30 下江戸屋
40分程で、下江戸屋の分岐点にやってきました。

吉田ルート下りの最大の注意ポイントがここの分岐点になります。

特に今日のような視界が悪い時は、標識を見落としがちだし、疲労が溜まって集中力がなくなる頃でもあるので要注意です。
吉田ルートは山小屋の前を通って、左側に進むようにしましょう。
誘導係の方も居て声掛けしてくれるので、しっかり聞き逃さないようにしましょう。
私たちが通過するタイミングで、ちょうど分岐点の標識を隠すようにブルドーザーが登っていったので、事前に知っていなければ間違えてしまう事もあるかも知れませんね。
あとはひたすら、つづら折りの下山道を進んで行くだけです。

途中ではさらに視界が悪くなりましたが、厚い雲のおかげで日差しが遮られて、快適に歩くことが出来ました。

富士山はずっと日差しを遮るものがないので、晴れていると下れば下るほど暑くなり、体力が削られていくのですが、今回は登りも下りも良い感じに雲が多くて助かりました。
今回、余裕を持って登ってこれたのは、天気にも恵まれたおかげだと思います。
2時間ほどひらたすら下って行くと、落石除けのシェルターまでたどり着きました。

さらに10分ほど進むと、六合目の所で馬がお出迎え。

ここまで来ると足にも疲労が溜まってくるので、意外と馬を利用されている方が多かったです。

11:10 六合目 安全指導センター
ついに前日の通った、安全指導センターまでやってきました。

ここまでくれば残りあとちょっとです。
最後は最初に通ったなだらかな道を進みま、ゴールのスバルライン五合目のゲートに到着しました。

11:30 富士スバルライン五合目
下りはコースタイムより1時間ほど早い、2時間40分で下ってきました。

途中、疲れで座り込んでいる大人たちを横目に、娘はガシガシ下って行って、見ていてとても頼もしかったです。
12:00 富士山パーキング行きのバスに乗車
五合目は相変わらず人が多かったので、混まないうちにバスで駐車場まで行くことにしました。


今回、初めて吉田ルートを利用しましたが、須走ルートよりもかなり楽に登れた印象です。
よく富士山は初心者でも登れると言う話を聞きますが、少しだけそんな事を言いたくなる気持ちもわかりました。
ただ、標高は日本一なので高山病になるリスクも日本一高く、天気によっては熱中症や低体温症になる危険などもあるので、それなりの装備や準備が必要なことには間違いないです。
個人的には普段運動をしない人が、いきなり行って登れる山ではないかなと思います。
日頃から長い距離を歩くなど、自分の体力の限界を把握している事も大事だと思います。
2026年の富士山挑戦記録はこれで完結ですが、次回は番外編として富士登山の費用や山小屋などの予約方法、準備で登った山それに持ち物の事なども書いてみたいと思います。