大阪にある有名な『クリフム夫律子マタニティークリニック』で胎児ドックを受診しました。
胎児ドックとは、お腹の中の赤ちゃんを最新式の超音波機器を用いて、先天性の病気がないか詳しく調べる検査になります。
いわゆる、出生前診断って奴ですね。
「クリフム 胎児ドック ブログ」等で検索すると、いくらでも情報は出てくると思います。
しかし色々と見てみても、ほとんどが女性目線の記事だったので、男性目線の記事もあってもいいのかなと思い、今回記事を書いてみる事にしました。
『出生前診断』については、検査を受ける事自体、賛否両論があると思いますが、結論としては検査を受けて本当に良かったと思っています。
(実は第一子(こぷ~すけ)も2年前、クリフムで胎児ドックを受けています)
お腹の中で日々赤ちゃんが育っていく女性と違い、父親になる自覚がまだあまりない男性にとって、胎児ドックは妊娠の早い段階で子供の事を真剣に考えられる、非常に良い機会なのではないかと思います。
余談ですが、妊娠中に嫁の友達がプレゼントしてくれたこの本。
これからお父さんになる男性にも是非読んで欲しい、とってもお勧めの本です。
妊娠第〇週〇日と言う感じで、毎日読み進めていくタイプの本なのですが、今の赤ちゃんの大きさや、今どの組織が作られているか、それにその時期に積極的に取り入れた方が良い食品や栄養などが詳しく書かれています。
これは男の私が読んでいても、とても参考になり興味深かったです。
さらに終盤には、もうすぐ出産を迎える妻に向けて夫からメッセージを書くと言う、あとから読み返すと赤面してしまいそうなページまで用意されています。
これから命懸けで出産に臨む嫁と子供の事を思うと、今まで一度も嫁に手紙すら書いたことが無い私でも、思わず筆をとってしまいました。
クリフム受診までの流れ
受診までの流れを簡単にまとめます。
まず初期胎児ドックについては、妊娠11-13週の間にしか受けることが出来ません。
大阪のクリフムは大人気のクリニックなので、出産予定日が分かったら、即予約するぐらいでちょうどいいみたいです。
予約する際に問題なのが、診察は基本的に平日しか行っていない上に、必ず夫婦揃ってでないと診察してもらえない所です。
近くならまだ何とかなるとしても、関東からだと泊りがけでの受診となります。
我が家でも新幹線+宿泊パックを利用して、会社帰りにそのまま新幹線で大阪入りし、前泊しました。
クリフム胎児ドック当日
そしていよいよ検査当日、診察開始の朝9時に受付けに行くと、すでに2組ほど先に来ているご夫婦が居ました。
事前に調べた所によると、このクリニックは待ち時間がとにかく長いとの事だったので、朝一番に来たのですが、それでもちょっと出遅れてしまったようです。
そして噂通り、ここから結構待たされる事になりました。
受付けを済ませた後、しばらくして嫁だけ呼ばれ、体重や血圧などを計りに行きました。
その後、一度戻ってきて待つこと30分ほどで、ようやく家族全員診察室に通されます。
すでにこの時点で待合室は人でいっぱいです。
付き添いのお父さんは、妊婦さんに席を譲ってあげて下さいね。
診察室には入りましたが、ここから先生の登場までさらに30分ほど待たされました。
受付から待つこと1時間以上で、ようやくこのクリニックの「ぷう」先生の登場です。
三番目の受付で1時間待ちとは、私たちより後に来た、待合室を埋め尽くす多くの人達は、今日中に帰れるのでしょうか・・・?
※ちょうど年末年始にあたってしまった為、この日は特に混んでました。
診察室には最新式の超音波機器と大きなモニターがあり、診察中に夫・息子も一緒にお腹の中の赤ちゃんの様子を見ることが出来ます。
この時期の胎児の大きさは7~10cm程度らしいのですが、さすがは最新式の超音波機器だけあってしっかりと赤ちゃんの姿を確認することが出来ます。
7cm~10cmってもの凄く小さいですが、ちゃんと人間の姿をして動いていて、
これはかなり感動ものです。
また心音がスピーカーから流れてきたり、画面が切り替わって、心臓の血流などが解ったりと、産婦人科の定期健診では見ることができないような所まで細かく見ることが出来ます。
ちなみに診察の前に、USBメモリを渡しておくと、診察中の動画や画像など、全てコピーしてもらえます。
実は、こぷ~すけの時は、USBメモリを渡すタイミングが遅くて、動画を貰えなかったのが今でも悔やまれます。
時間をかけて色々な項目をチェックしてもらったあと、その場でぷぅ先生から簡単な説明を受けるのですが、こぷ~すけの時は、
「全く問題ありませんでした」と、すぐに安心出来る答えを聞けたのですが、二回目の胎児ドックでは、思いもよらない結果に、この後不安な日々を過ごすことになりました。