2022年7月
先月8才になった小2の息子と二人で富士山に登ってきました。
前回登ってからちょうど10年。息子と二人で無事登頂できてとても感慨深いです。
きちんと、ブログにまとめるのは、だいぶ先になりそうなので、、、良かったこと、役立ったことなどをメモしておきます。
マイカーが大正解
登山道は、前回と同じ「須走ルート」を選択。
前回は電車を乗り継いで御殿場駅まで行き、バスで須走五合目へ行きましたが、今回はマイカーを選択。
「道の駅すばしり」のすぐ隣にある「富士登山専用の乗り換え駐車場(無料)」に車を停めて、そこからバスに乗り換えて須走五合目まで行きました。(バス乗車は30分程)
バスや電車は本数も少なく、重い荷物を持って、乗り継ぐのはかなり大変でしたが、車であれば、待ち時間もなく、帰りの着替え一式は車に置いておけたので、とても楽ちんでした。
※但し、帰りは疲労困憊なので、居眠り注意です。
須走口へ向かうマイカー駐車場。9時過ぎに到着し、10時のシャトルバスに乗りました。
山小屋は須走口本七合目の「見晴館」(みはらしかん)
山小屋も前回と同じく須走口本七合目の「見晴館(みはらしかん)」を予約しました。
しかし、五合目から見晴館までは前回よりもはるかに遠く感じ、山小屋に到着後、私も息子も頭痛や吐き気、眠気など高山病のような症状が出てしまいました。
高山病対策で、五合目でお昼を食べたり散策したりして1時間以上過ごし、深呼吸をしながら、ゆっくりゆっくりと登りましたが、見晴館の標高は3200mあり、一般的に2500mを超えると高山病の症状が出やすいようなので、もう少し標高の低い山小屋に泊った方が良かったかもしれません。
結局息子は、気持ち悪さから夕食も食べる事ができず、辛そうなまま寝てしまったので、翌日は登頂せず、そのまま下山するつもりで就寝しました。
高山病になった状態で寝ると呼吸が浅くなり、起床後は更に体調が悪化するため、息子が心配でしたが、夜中の2時ごろ、トイレに行きたいと目を覚まし、その時は体調が回復している様子で、明け方宿の前で一緒にご来光を拝み、なんと朝食はモリモリご飯を完食して、山頂を目指す気満々だったので、予定通り山頂へ向かう事にしました。
ご来光は今回も宿の前で拝み(午前4時45分頃)、朝ご飯を食べてから山頂を目指しました。
水の消費量
前回はなるべく荷物を少なくするのと、トイレも心配だったので水を控えめにした結果、水分不足で高山病と言うか軽い熱中症のような状態になってしまったので、今回はその反省も踏まえて、飲み物を沢山持って行って小まめな水分補給を心掛けました。
● 持参したペットボトル
・水 (500ml)3本 ※1本は凍らせた状態
・麦茶(600ml)3本 ※1本は凍らせた状態
・ポカリ(500ml)2本
● 買い足したペットボトル
・山頂でスポーツドリンクを1本(500ml)
・下りの7合目で水を1本(500ml)
10年前は山頂のみ500円だった気がしましたが、今回7合目より上は500mlのペットボトルは1本500円で販売されていました。
大人と子供二人で、2日間で5Lほど用意しましたが、ほぼ飲み切りました。
このほかに凍らせた熱中症ゼリーも持参していたので、とにかく荷物が重く、その分体力を奪われたと感じるので、お金はかかりますが、持参するペットボトルは少な目にして、途中で買い足していくのが良いと思いました。
行動食
行動時間の長い富士山はとにかく腹が減るので、今回は軽くてカロリーも高いチョコを沢山持って行きました。
・チョコバー ◎
美味しかったし溶けることも無かったので、今度から山に行く時はこの手のチョコバーを持っていくようにしようと思いました。
・カロリーメイト △
ボソボソして水分を持っていかれました。
・登山用品店で買った溶けにくいチョコ △
海外土産にありがちの、ねっとりした感じで好みが分かれそうです。
・小分けのチョコ 〇
少し溶けました
・塩分補給タブレット ◎
効果のほどはわかりませんが、時々食べました。
現金
・宿代 9,500円×2名
・食事代 1食1,000円程度 (行き、帰りの五合目の昼食代)
● トイレ
1回200円(山頂は300円)
飲み物の購入やトイレで小銭が必要になるので、小銭は多めに用意した方が良いです。
・五合目東富士山荘
食事をするとトイレは無料となるので、登山開始時、下山時にここで食事を取るのが良いと思います。
・7合目山小屋
宿泊するとトイレは無料です。
高山病対策
バスで5合目に到着後もすぐにスタートせずに、山小屋でお昼を食べて1時間(出来れば2時間)ほどゆっくり滞在して身体を慣らす。
かなりのスローペースで登り、複式呼吸を心掛ける。
前回、水をあまり飲まず、トイレにもあまり行かなかったのが良くなかったと思うので、今回は水分を充分取ることを心掛けました。
服装
親子ともほぼモンベルです。
● 親
モンベル ウィックロンTシャツ(半袖)+ 夏用の長ズボン+ 登山靴
7合目手前で登山用ジャケットを着用
7合目から山頂
長袖Tシャツと半袖Tシャツの重ね着に登山用ジャケット
● 息子
・モンベル ウィックロンTシャツ(半袖)+夏用の長ズボン + 登山靴
途中でウインドブレーカーを着用
更に七合目手前で薄手のダウンジャケット着用
7合目から山頂
ウィックロンTシャツ(長袖)
ネルシャツ
山頂手前でダウンジャケットを着用
砂走に備えて、親子ともにモンベルのゲイターを用意しました。
今回も天候に恵まれ出番はありませんでしたが、レインウェアも持参しています。
その他、随時更新していきたいと思います。