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富士山登山

【富士山 須走ルート】小2&小4 子連れ富士登山 2024

2024年7月下旬

小学4年生と小学2年の子供2人を連れて、家族4人で富士登山に登ってきました。

2年前、当時2年生だった長男と2人で富士山に登ったのですが、その時のお兄ちゃんの誇らし気な姿を見て、娘も「私も登りたい!」と言い、お兄ちゃんが登ったのと同じ2年生になった今年、娘も富士山登山に挑戦することにしました。

日程については、過去2回富士山に登った経験から、比較的天候が安定していた7月下旬とし、日曜に出発して山小屋に宿泊し、翌月曜の朝、山小屋でご来光を拝んだ後、登頂というスケジュールとしました。

登山ルートの選定

そして、登山ルートですが、
娘の体力(と、親の衰え・・)を考えて、今回は一番初心者向きと言われる『吉田ルート』にしようとしたのですが、吉田ルートはツアーの予約なども多く、既に4月の時点で山小屋の予約がいっぱいだった為、今回も行き慣れた『須走ルート』を選択しました。

須走ルートは吉田ルートに比べて標高が400mほど低く、ちょうど高尾山口駅から高尾山山頂ぐらいの標高差があります。

高尾山1個分と聞くとそんなに差はないように感じますが、しっかり舗装された高尾山と違い、標高3000mを超え急勾配の登りが続く富士山では、なかなかの差となります。
が、お兄ちゃんも小2で登ったコースなので、頑張って貰うことにしました。

前回登った時は、昼前ぐらいにのんびり五合目を出発したところ、山小屋到着が17時ぐらいになってしまいました。日が落ちると急激に気温が下がり、体力を奪われて辛かった記憶があるので、今回は前回よりも少し早めの行動をする事にしました。

富士登山1日目 自宅を出発

いよいよ富士登山当日、 朝7時過ぎに自宅を出発しました。

今回も自宅から車で『道の駅すばしり』の隣にある、無料の乗換駐車場まで車で行き、そこからシャトルバスで五合目に向かいます。

8時過ぎには駐車場に到着し、バスのチケットを買って道の駅でトイレなどを済ませてから、(前回より1時間早い)9時発のバスに乗り込みました。
(日曜日9時のバスで、座席はほぼ埋まっていましたが、まだ若干の空きがありました)

【富士登山オフィシャルサイト】 須走ルート(ふじあざみライン)のマイカー規制

・ 料金 片道:1,370円 往復:2,100円
・ 運行時間:60分間隔。所要時間:約30分。
・ 登り:平日5時45分、土日5時30分~18時 下り:6時20分~18時45分。

須走五合目までは約30分ですが、えげつないカーブが続きます。。

急カーブの連続が40回ぐらい続き、、酔いやすい子供達には富士登山に匹敵する試練ともいえましたが、、酔い止めと飴で何とか乗り切りました。

富士登山1日目 須走口五合目

9時30分
須走口五合目に到着。

五合目には綺麗なインフォメーションセンターと「菊屋」「東富士山荘」の2軒の山小屋があり、食事をしたりお土産を買ったりと多くの人達で賑わっていました。

ここで高地に慣れる為、1時間ほど過ごしてから出発します。

今回も毎回利用している「東富士山荘」さんでキノコ料理を頂きました。

・塩麹きのこチャーハン 1,400円

・きのこ雑炊 1,100円

・いそべ餅 650円

画像を取り忘れてしまいましたが、お腹が空いていないという娘は、いそべ餅を1つ食べました。

そして、私は前回食べて、とても美味しかった「塩麹きのこ焼きそば 1,200円」を頼みました。

が、キノコが見えない!?

↓ 帰宅後、2年前のブログを確認してみると、きのこがいっぱいでした。入れ忘れですかね。。(^^;

どれも結構なボリュームがあり、子供達が食べきれない分も全部私が食べたので、せっかく富士山に備えてここ数ヶ月減量に励んでいたのに、うっかり出発前に増量してしまいました。

食べ終わってからも、もう暫くゆっくり過ごそうと思っていましたが、子供達は早く出発したくてうずうずしていたので、トイレを済ませて出発することにしました。※食事をした場合、無料でトイレをお借り出来ます。

五合目はミスト状の霧が立ち込めていて涼しく、この気候だと助かります。

富士登山1日目 須走口五合目(標高2,000m)出発

10:45 五合目出発

五合目で1時間以上休息を取り、しっかり腹ごしらえもした所で、いよいよ出発します。

今年は登山口で事前の予約確認がありましたが、スマホで事前に済ませていた為、QRコードの提示のみで、すぐに通過する事が出来ました。

● 静岡県富士登山事前登録システム
https://www.fujisan-climb.jp/info/20240605_2024shizuokaanzentaisaku.html

山梨県の吉田ルートでは、今年から通行料一人2,000円の徴収となりましたが、静岡県側では通行料はなく今まで通り、富士山保全協力金1,000円(任意)がありました。
ここで保全協力金を支払うと、限定のオシャレな木札がもらえました。

少し登ったところにある、古御嶽(こみたけ)神社で安全祈願をして登山スタートです。

最初は静かな樹林帯の中を歩いて行きます。

山頂までは長い長い道のりなので、最初から飛ばしすぎないようにゆっくりゆっくりと登って行きます。

30分ほど歩くと下山道との合流地点までやってきました。

この辺りはキレイな花もたくさん咲いていました。

ヤマホタルブクロ

徐々に富士山の登山道らしくなっていきます。

高い木々がなくなっていきます。

荒涼とした風景になってきました。

せっかくの登山なのに景色が見えないと思うかもしれませんが、前回は晴天で遮るもののない登山道での日差しがとても辛かったので、今回、雲に包まれ日差しが遮られてひんやりとした中登れたのはとてもありがたかったです。
途中までは帽子も要らないぐらいでした。

須走ルートは最初の山小屋までの距離が長く、なかなか最初の山小屋が見えて来ません。

お兄ちゃんが時々座り込むようになりました。。心配する妹。

ゆっくり歩いて2時間ほどでようやく六合目の山小屋、長田山荘に到着です。

ペースとしては2年前に登った時と同じで順調です。

富士登山1日目 須走口六合目(標高2,400m)長田山荘

12:45 六合目 長田山荘 標高2,400m ※トイレ 200円

すでに400mも登って来ました。

普段の山登りなら山頂に到着と言うぐらいの標高差ですが、今日宿泊する本七合目の山小屋まではまだ1/3ぐらいです。

山小屋の前にはベンチを埋め尽くす外国の方々。

ここは本当に日本か?と思うぐらい、外国の方が多かったです。アジア系よりもヨーロッパ系の方々が多かった印象です。
子連れの方は、ウチの子供達に積極的に声をかけてくれました。

ここではおやつと水分補給をして、トイレをお借りしてから出発しました。

過去の経験から、富士山では水分補給をしっかりとして、有料トイレもケチらずにドンドン利用する事が、高山病予防にもなると実感しているので、常に多めの水分補給と山小屋ごとのトイレの利用を心掛けました。

特に子供達は次の山小屋までの距離が分からないと思うので、まだ大丈夫と言っても、トイレに行くよう促しました。

⇒ 神の遣い『ニホンカモシカ』に遭遇につづく

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