2020年7月22日
「今年こそカブトムシのオスを捕まえる!」
ということで、夏休み第一弾のキャンプとして、宮城県のキャンプ場に2泊3日で行ってきました。
普段行っている関東周辺では考えられない程、広大な敷地に自然がいっぱいのキャンプ場、カブトムシが大好きなクヌギの木も沢山ありました。
これは期待できそうです。
事前準備
これまでは、カブトムシが居そうなクヌギの木を定期的に巡回する方法をとっていましたが、今回は初めてバナナトラップを仕掛けてみる事にしました。
バナナトラップとは、焼酎に砂糖を溶かした液にバナナを入れて発酵させたものです。
焼酎の種類は何が良いんだろう?と少し悩みましたが、いつも私が晩酌で飲んでいる芋焼酎で作ってみました。
大事な焼酎ですが、子供の笑顔の為なら仕方がない。
焼酎、砂糖、バナナを混ぜて常温で置いておくと、すぐに虫が好きそうな強烈な匂いを放つようになりました。
キャンプ1日目
自サイト内に、クヌギの木が生えていたので、日中のうちに自家製のバナナトラップを仕掛けました。
そして、夜7時頃から息子とクヌギの木を中心に探索に出掛けましたが、この時はカブトムシは見つからず。
しかし、バナナトラップの匂いに誘われたのか、カナブンやゲジゲジなどが集まってきてました。
それなりに効果がありそうなので、夜中から明け方に期待が高まります。
キャンプ2日目
明け方4時、私一人で起きて、バナナトラップをチェックしに行くと、オスのカブトムシを発見!
その後、林の中に入って明るいうちに目星を付けておいたクヌギの木をチェックすると、またもやオスのカブトムシを発見!!
子供を起こしに行こうか迷いましたが、その間に逃げてしまう可能性も高いので、ひとまずカゴへ。
しばらくして子供が起きて来て、念願のカブトムシのオスを2匹を捕まえたのを見て、とても喜んでくれたのですが、やはり自分で見つけて捕まえる興奮も味わって欲しいと思い、再度バナナトラップを追加して、翌朝に備えました。
そして夜になり、何度か子供達とバナナトラップを確認しに行きますが、見つからず。
しかし、子供達がテント内に入ってから、バナナトラップをチェックしに行くと、メスのカブトムシを発見!
テント内でまだ寝ていなさそうな息子にカブトムシを見つけた事は内緒にして「最後にもう一度チェックしに行く?」と聞いてみると「見に行く!」ということだったので、一緒に行って息子がメスのカブトムシを捕まえました。
このメスのカブトムシ、これまで捕まえたカブトムシと比較にならないぐらい、ものすごい力でした。
明日までに、オスも見つけさせてあげたいところです。
息子に、4時に起きて一緒にカブトムシを探しに行くことを約束し、この日は眠りにつきました。
実はその後、何度かバナナトラップを確認しに行くと、常にカブトムシが2~3匹群がっていましたが、
キャンプ3日目
明け方4時、いよいよ息子と朝の探索。
さっそくバナナトラップの所に行ってみると、、、
見事オスのカブトムシを発見しました!
さらに足元を見てみると、背中だけ出して土に潜っているカブトムシも発見!
掘って確認してみると、こちらもオスでした。
今回、バナナトラップの所だけでも、本気で捕まえようと思えば10匹以上捕まえることができたと思います。
バナナトラップの効果絶大です。
この焼酎の味が分かるとは、カブトムシも意外とグルメなんですね!?(もれなく、ゴキさんも沢山寄ってきますのでお気を付けください・・)
そして昨夜捕獲してバケツに入れておいた、メスとオスのカブトムシをチェックしに行くと、なんとカブトムシ達が蓋を外したようで、オスのカブトムシ1匹が逃げていました。
しかし、エサにあげていたバナナを食べに、別のメスが二匹バケツにやって来ていて、寝る前はメス、オス1匹ずつだったのが、メス3匹になっていて、見た瞬間に何が起こったのか訳が分からなくなりました。
まさか自分からバケツにやってくるとは。
バナナトラップ凄すぎ・・・
キャンプ場からは息子が捕まえた大きなオスのカブトムシを1匹だけ連れて帰ることにしました。
それ以外のカブトムシはクヌギの木に解放。
また、たくさん卵を生んでおくれ。
この後、ちょっとした事件が・・・
解放したメスのカブトムシ一匹が、いきなりぶ~んと息子に向かって飛んで行き、ビックリした子供達は猛ダッシュで逃げ回り、娘に至ってはその後30分近くわんわん泣き続けてしまいました。
確かにあの大きな虫が飛んで向かって来たら怖いよね・・ (父ちゃんも相当怖かったよ・・)