2019年4月29日
神奈川県の足柄上郡山北町にある大野山(723m)では、毎年4月29日に山開きイベントが開かれているということで、長男のこぷ~すけと一緒に山登りへ行ってきました。
大野山と言えば、こぷ~すけが生後11ヶ月の時に、ベビーキャリアで背負って一緒に登った思い出の山です。
あれから4年、こぷ~すけは幼稚園の年中さんになりました。
ハイキング程度の低山へはよく出掛けていますが、今回目指す大野山の山頂は標高723m。
高低差500m以上、全工程10km以上の本格登山に4歳児が初挑戦です!
今回もJR御殿場線の谷峨駅からスタートして、大野山の山頂を経由してお隣の山北駅まで歩きます。
谷峨駅は登山客で大混雑!
9:00
スタート地点となる谷峨駅に到着しました。
GW期間中に加え、山開きということもあり、駅は登山客で溢れかえっていました。
山頂では先着1000名に牛乳の無料配布があるようなのですが、この人の多さでは1000人以内に入れるかちょっと不安になりますね。
牛乳も欲しいけど、焦らずに駅前で軽くストレッチをしてから出発します。
駅前からも、目指す大野山の山頂が見えます。
駅から登山口までは所々に案内の看板が出ています。
しかし普段の登山ではちょっと見ないような人の数です。
少し進むと、渋滞が発生していました。
どうやらこの先にある吊り橋が、一度に10人までしか渡れないため、順番待ちをしているようです。
ようやく橋を渡り、登山道まで長い上り坂の一般道を歩いて行きます。
山道の入る前の舗装路の上り坂って地味に疲れるんですよね。。
こぷ~すけの足取りも重くなってきました。
さっきまで居た駅が、もう遠くの方に見えます。
駅から歩く事30分でようやく登山口に到着です。
大野山登山口~山頂
登山道に入ると最初は人とすれ違うのが困難なぐらいの、狭い登りが続きます。
安全の為に、こぷ~すけと手を繋いで登りたい所ですが、ここはしばらく我慢です。
しかし、そんな私の心配をよそに、ドンドン登って行くこぷ~すけ。
しばらく登って行くと、車道に合流しました。
ここで大野山名物の、木彫りの動物がお出迎え。
大野山には木彫りの動物がたくさんあって、これも子供は大喜びでした。
このあたりには有名な桜の樹などもあるようです。
ここからまた登りに差し掛かる所に、立派なトイレと東屋があり休憩出来るようになっています。
この先から、またなが~い上り坂が始まり、体力を奪っていきます。
息を乱しながら坂を登り切ると、いつの間にか山頂まで残り半分を切っていました。
さらに10分程登って行くと、また車道に出て、年配登山者のグループに追いついてしまいました。
これは途中で全員抜かすのも大変そうだけど、今にも出発しそうな気配だったので、見送って後からのんびり出発しようかと思っていたら、私とこぷ~すけに気付いたグループのおじさんから、『おじさん達はゆっくりだから、先に行って良いよ!」』と言われ、何故か集団の真ん中あたりを歩く事になりました。
そして小さな4才児が頑張って登って行く様を見て、皆さんから「えらいね~」とか「がんばって!」など声を掛けて頂きました。
それなのにこぷ~すけときたら、返事もそこそこにおじさん達をごぼう抜きして置き去りにしてしまいました。
若いってスゴイね・・・
このあたりから一気に視界が開けてきます。
眼下には我が家のお気に入りの『山北つぶらの公園』も見えました。
つぶらの公園自体も、車でスゴイ坂道を登った所にあるのに、それよりも高い所に自分の足で登って来たんですね。
遠くには湘南の海も見えました。
この景色の素晴らしさも、大野山の良さでもあります。
このあたりの標高は東京スカイツリーと同じ、634mです。
ここまでくれば、山頂まではもう一息です。
大野山の山頂は牧草地になっているので、山頂付近はこんな風に柵で囲まれてます。
ゴールはもう目の前なのですが、
山頂の手前に大行列が出来ていました。
この大行列こそ、大野山山開き記念で無料配布される牛乳の列のようなので、並ぶことにしました。
この人数・・・1000人以内に入れているでしょうか?
山頂は食べ物の屋台なども出ていて、大賑わいでした。
並んでいる間に、少し雨が降り出したので、こぷ~すけに雨具を着せたりしていたら、おばちゃん達に割り込まれてしまい「えぇっ!?」となりましたが、まだ牛乳はたくさん残っていました。
無事にきんたろう牛乳をゲットしました!
大野山山開き その2に続く