ちょうど一ヶ月程前、「ヒルナンデス!」でスーパーヤオコーのおはぎが紹介されたようで(2021年6月29日放送)、おはぎ好きな私に、実家の母から「ヤオコーのおはぎが人気らしいよ、なんでも宮城の有名なお店に作り方を習ったんだって」と連絡がありました。
そこで、早速近所のヤオコーにおはぎを買いに走ったのですが、今回の宮城の旅で期せずして、その発祥となったお店を訪れる事となりました。
秋保温泉 主婦の店 さいち
そのお店というのが、宮城県・秋保温泉にある「主婦の店 さいち」さん。
この懐かしさを感じる佇まいの、地元密着型のスーパーが、おはぎで一躍有名になったお店です。
なんでも多い日には1日5000個ものおはぎが売れるとか!
こちらのお店は、キャンプ場近くの温泉を調べていて、ガイドブックに載っていたので、温泉帰りに寄って帰ろうと目星を付けていたのですが、いざ店内に入り、おはぎコーナーに足を踏み入れた瞬間、「アレ?もしかしたらこのお店って・・・」と、冒頭のおはぎの記憶が蘇りました。
後から確認すると、やはりこのお店が、スーパーヤオコーの担当者が、宮城まで作り方を学びに行き、『あずき香る 粒あんおはぎ』として販売している、まさにルーツとなったお店でした!
温泉帰りの15時過ぎに訪れましたが、いつもは行列必死と言うおはぎコーナーは、運よく誰も並んでいませんでした。
しかし後からは続々とお客さんがやって来たので、良いタイミングでラッキーでした。
こちらがおはぎコーナー。
なんと陳列棚一列分が全部おはぎコーナーとなっていました。
更に、すでに大量のおはぎが並べられているのですが、店の奥から次から次へとおはぎが運ばれてきていました。
こちらのおはぎは、保存料などを一切使用していない為、消費期限は当日中となっています。
ということは15時過ぎからでも、これだけのおはぎが全部売れてしまうってことですね!
これは期待大です!!
せっかくなので、「あんこ」のおはぎを4つ、それに「ゴマ」と「きな粉」のおはぎを2つずつ買ってみました。
おはぎはどれも2つ入りで250円でした。
住所:〒982-0241 宮城県仙台市太白区秋保町湯元薬師27
電話:022-398-2101
営業時間:9時~17時 水曜定休
※ 温泉街にあるスーパーなので、路地は狭めですが、駐車場は第三駐車場まであり60台ぐらい駐車可能です。
「さいちのおはぎ」をキャンプで実食
キャンプ場に戻り、夕食後のデザートに頂きました。
ちなみに、一緒に写っている笹かまも、さいちさんで購入したものですが、チーズ、えび、しそ味があり子供達にも好評で、お酒のつまみにぴったりでした。
そして、本命のさいちのおはぎのお味は、、、
こ、これは美味しい・・・(感動)
まず大きさがデカイ!!そして、もち米に対して、餡子の量が2倍・・・いや3倍ほどはありそうな感じでしたが、甘さ控えめのスッキリしたつぶ餡で、子供達も大人もペロリと平らげてしまいました。
続けてゴマときな粉も食べてみましたが、こちらも容器から溢れるほどたっぷりのゴマときな粉がかかっていて、甘みと塩加減が絶妙でこれまた絶品といえる味でした。
特筆すべきは、どれも中身のもち米+お米がとっても美味しいんですよね。
ゴマときな粉とはたっぷり付けて食べても、食べきれないぐらい残っていて勿体なかったので、ちょっと貧乏臭いですが、クーラーボックスに入れ、自宅に持ち帰り、餅に絡めて食べてしまったほどです。
今回の東北キャンプで、私の中では牛たんに並ぶ絶品グルメでした。
それにしても、ヤオコーどころか、うっかり発祥の地まで行ってしまうとは!
私は子供の頃から、洋菓子よりもおはぎのような渋い和菓子が好きだったので、おはぎ好きの私に、おはぎの神様(そんなの居るのか?)がきっと引き合わせたに違いない。
再訪する日までは、ひとまず、ヤオコーに通おうと思います。