新潟県燕市にふるさと納税を行いました。
返礼品として選んだのは、またまたキッチン用品ですが・・
「銅製おろし金」
です。
こちらは、職人さんが一つ一つ目立てをするので、届くまでに1ヶ月~3か月ぐらい時間がかかるようですが、申し込みから1か月ほどで届きました。
銅製のおろし金は、繊維を壊さないので、べちゃべちゃと水分が出ず、風味を損ねないでおろせるのだそうです。
これはぜひとも、今まで使っていたおろし金と比べてみたいと思います。
アルミ製のおろし金 vs 銅製のおろし金
ひとまず大根を同じ大きさに2つ用意して、ずっと使っていたアルミ製のおろし金と、今回手に入れた銅製のおろし金でそれぞれすりおろしてみました。
まずはアルミ製から。
5cmぐらいの厚さに切った大根でも、ドンドン握力を奪われて行き、なかなかの重労働です。
大根おろしは毎日食べたいぐらい大好きで、本当はいつもたっぷり用意したいところなのですが、このすりおろす作業が大変なので、いつも大根を小さめに切って妥協してしまいます。
銅のおろし金を使ってみる
続いて銅のおろし金を試してみます。
持った瞬間、ずしりと重みがあります。
形もプロ仕様って感じで、料理人魂がくすぐられます。
早速擦ってみると、
「なんだこれ!!」
と思わず叫んでしまうほど、切れ味抜群で、大根を軽く撫でるだけでドンドン大根おろしが出来ていきます。
上の写真でもわかる通り、断面も真っすぐです。
(これ包丁で切ったわけではありません)
感覚的にはアルミ製のおろし金の半分ぐらいの力なのに、より多くの大根がおろせている感じです。
恐らく、このおろし金を使えば、大根一本まるごとでも、難なく大根おろしに出来ると思います。
銅のおろし金で擦った大根おろしの味は
画像だとちょっと分かりづらいですが、右がアルミ製、左が銅製のおろし金ですったものです。
アルミ製の方が水分が多くべちゃっとした感じ、そして銅製の方は水分が少な目でふわっとしています。
そして、実際に食べ比べてみると、再び、
「なんだこれ!!」状態。
ふわふわな淡雪のような食感で、味も美味しい!
調理器具って、安物と高級品でも素人にはそれほど違いが解らない事が多いのですが、この違いには驚きました。
久しぶりに一生ものの良い道具に巡り合うことができました。
→ 両面になっているので、次は目が細かい方を使ってみたいと思います。