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富士山登山

富士登山 須走ルート5 | お鉢巡り&剣ヶ峰(標高3,776m)

2012年8月8日

『見晴館~富士山 山頂』 の続き

9:00
本日の富士山山頂は、ベストコンディション。

富士山_169 (166)

さっきまでゼィゼィ言っていたのも忘れ、このまたとないチャンスに、お鉢巡りを決行しました。

目指すは日本最高地点、剣ヶ峰(3,776m)です。

初めての富士山と言う事もあり、お鉢巡りは行けそうだったら!って感じで予定していたのですが、このコンディションでは行くしかありません。

お鉢巡りの所要時間は1時間30分程度で、約3kmの道のりです。

普段は3kmも歩くこと無いけどね・・・

まずは火口に近づいて、下を覗いてみました。

富士山_169 (168)

大昔、ここからマグマが噴き出していたんでしょうね。

富士山_169 (169)

そう考えると、なんかちょっと怖いな。

さて、お鉢巡りですが、調べた所によると、時計回りに歩くのが本来の作法だとか。

富士山_169 (171)

ちなみに時計回りだと剣ヶ峰の直前に、馬ノ背と呼ばれる急な登りがあるらしい。

でも、「その坂を登ってこその富士山完全制覇だ!」と思い、素人のくせに時計回りで進みました。

山頂とは言え、登りが少ない分、意外とラクに歩けました。

富士山_169 (172)

それでもここは、3,700mを超える高地、息を切らさないようにゆっくり歩いて行きました。

下に見えるのは宝永4年に噴火したと言われる、宝永山でしょうか?

富士山_169 (173)

宝永の大噴火以降は噴火していないため、この宝永山が富士山の最新の火口なんだとか。

富士山_169 (178)

遠くを見ると、まるで空を飛んでいるかのような景色。

富士山_169 (180)

徐々に、剣ヶ峰が近づいて来ました。

富士山_169 (179)

あの急な上り坂!!

間違いなくあそこが馬ノ背ですね!

時計回りに歩くと、途中御殿場ルートの山頂も通ります。

富士山_169 (181)

富士山_169 (182)

こちらの山頂にも浅間大社の奥社があります。

富士山_169 (184)

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その隣には、有名な富士山頂郵便局がありました。

富士山_169 (186)

ここで手紙を出すと、山頂限定の消印を押してくれるらしいです!

この御殿場口の山頂を過ぎると、剣ヶ峰はもう目の前です。

富士山_169 (188)

あの坂はとりあえず見えないフリで・・・

気を紛らわす為に火口を覗くと、こちら側の斜面には、雪がたくさん残っていました。

富士山_169 (190)

また正面に目をやると・・・

富士山_169 (191)

見えない、俺には何も見えないよ・・・

今度は雲海でも眺めてみましょう。
富士山_169 (192)

う~ん、いい眺め!

さて・・・

登りますよ。登ればいいんでしょ!

富士山_169 (195)

この坂冗談抜きで、下りの人は足を滑らせて転びまくっていました。

そう考えると登りの方を選んで正解だったのかも知れません。

この最後の坂をなんとか登りきり、気象観測所の建物まで到着!

富士山_169 (198)

しかし良くこんな所に建物を作りましたね。

横には富士山の気象についての説明もありました。

富士山_169 (214)

読んでみると、今日のコンディションが、いかに恵まれていたのかを再確認!

10:00
そして遂に、日本最高峰、富士山剣ヶ峰(3,776m)地点に到着!!

富士山_169 (199)

富士山_169 (211)
正直、吉田口の山頂に立った時、今回はここまででいいかな?と思ったのですが、頑張って来て本当に良かったと思います。

当たり前ですが、日本最高地点って事は、日本にはここより高い所は無い訳で、自分の足で登って来れた事に、もの凄い達成感を感じました。

ここから見る景色は、紛れも無く日本一の景色なのです!

富士山_169 (209)

ずっとここに居たいぐらいでしたが、そろそろ剣ヶ峰ともお別れ。

また来れる日が来るかどうか・・・

ここからまた火口の周りを歩いて、吉田口の山頂を目指します。

歩き始めると、そばに雪があったので、ちょっと触ってみました。

富士山_169 (215)

7月末に雪を触れるとは、思いませんでした。

下界を見下ろすと、雲が出てきて雲海がいい感じになっていました。

富士山_169 (218)

吉田口山頂に戻るには、この長~い道のりを歩いて行きます。

富士山_169 (219)

さすがに富士山の火口だけあって、スケールが違いますね。

10:50
結局2時間ほど掛かってしまいましたが、吉田口の山頂まで戻って来ました。

富士山_169 (227)
ここでお腹が少し減ってきたので、休憩ついでにウィダーインゼリーを飲んでエネルギー補給。

11:00
名残惜しいですが、下山を開始します。
富士山_169 (229)

尚、5合目までは、3時間弱で行けるみたいです。
富士山_169 (230)

登って来た時間を考えると、信じられないぐらい短いですね。

『下山(砂走り)』へ続く

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