今回のリフォーム計画で、キッチンに続き打ち合わせが難航したもの・・・
それが今回書くフローリングです。
まずはマンションリフォームのフローリング選びについて。
直貼り工法と二重床工法
マンションには、コンクリートの上に直接フローリングを貼る【直貼り工法】と、コンクリートの上にまず土台を組んでから、その上にフローリングを貼る【二重床工法】の二種類のタイプがあるらしいです。
遮音性に優れる【二重床工法】の場合、使えるフローリング種類にほとんど制限がないのですが、コンクリート直貼りの場合、下階への騒音等を考慮しなければならない為、遮音性能があるフローリングを使用しなければなりません。
我が家の構造は直貼りタイプだったので、遮音フローリングを使用することになります。
しかし、この遮音フローリングがなかなかの曲者でした。
裏に遮音性能を確保する為の、クッション材が貼り付けてあるのですが、踏むとフワフワした感触で、何だか気持ち悪いです。(しかも高い!)
まるでフローリング柄のシートでも貼ってあるかのような感覚です。
今回のリフォームで、フローリングもこだわりポイントだった為、じっくり選びたかったのですが、そもそも遮音フローリングは種類も少ないです。
実は無垢材のフローリングにも憧れていて、どうにか使用出来ないものかと考えていましたが、無垢材の遮音フローリングなどど言うもの自体、見つけることが出来ませんでした。
こうして、フローリングのフワフワ問題と、無垢材への憧れから、フローリングについても、サンプルを取り寄せたり、何度もショールームに通う日々が始まりました。
そろそろショールームマスターになりそうです・・・
アトピッコハウスのわんぱく応援マット
ネットなどで調べると、やはり、マンションのフワフワフローリングが気になる、と言う意見が多数見つかりました。
それならきっと、その問題を解決する商品もあるはず!と思っていたら、やっぱりありました。
それがこちら⇒アトピッコハウスのわんぱく応援マット
フローリングを貼る前に、コンクリートの上に敷き詰めるマットです。
規定が厳しいマンションでも、無垢材のフローリングを使いたい!
そんな人の為に開発された商品らしいです。
フワフワ感についても、
床遮音マットの意外な盲点は、工事後の床がフカフカするということです。
なぜそうなるかというと、その原因は、遮音材そのものにクッション性があるからです。
遮音性が高くなる代わりに、床がフワフワとした柔らかい感じになるのです。
わんぱく応援マットは、発売以来、床がフワフワするといったクレームは一度も頂いておりません。
と、絶対の自信! まさに私が求めていたものでした。
もちろんセットで無垢材のフローリングも販売されているので、サンプルを取り寄せてみました。
ウキウキしながら、さっそく届いたサンプルを持って、リフォーム業者に相談してみると、
「使ったことないものはちょっと・・・」
と、難色を示され、あっさり却下となりました・・
色々難しいんですね・・・
朝日ウッドテック ライブナチュラルシリーズ
と、言うわけで、またショールームを巡り、色々なサンプルを取り寄せ・・・
朝日ウッドテックさんのライブナチュラルシリーズ ネダレス95ニューフォルテ バーチ色です。
(現在、ネダレス95シリーズは廃盤となり、新しいライブナチュラルシリーズとなっているようです)
フローリングの多くは、合板の上に木目がプリントされたシートを貼っているのですが、この商品は合板の上に実際の天然木を使用した銘木突板フローリングとなっています。
朝日ウッドテックのショールームで実物を見て、こちらが気に入り、少々値は張りましたが気に入ったものを使う事にしました。
こちらも裏に遮音材が貼ってあるタイプなので、踏むと少しフワフワします。
実際に部屋の全面に貼ったらどんな風になるのか、仕上がりが楽しみです。
※ 朝日ウッドテックのサイトで、床材をシミュレーションできます。
https://www.woodtec.co.jp/products/coordinate/simulation.html
実際の印象をイメージしやすくておすすめです。
追記1)
フワフワ感については、毎日過ごしていると全く気にならなくなります。(人が来た時は「フワフワ」と言われます。)
むしろ、リフォーム後に子供が産まれたので、フワフワの方が転んだときに安心で良かったです。
無垢フローリング専門店 木魂
その他調べた業者として、無垢フローリング、遮音、フワフワ軽減にこだわりたい場合、無垢フローリング専門店「木魂」さんの防音マット+フローリングも良さそうでした。
無垢フローリングの種類もたくさんあります。
⇒ 【無垢フローリング専門店 木魂】ホームページ
⇒ 【マンション用防音マット】LL45対応 サウンドプルーフ2
どなたかのご参考になれば幸いです。