2020年11月15日(日)
神奈川県伊勢原市にある「大山(おおやま)1252m」へ、家族で登山に行ってきました。
今回の目標は、6歳の長男(年長)とケーブルカーを使わずに登り、山頂に立つ事!
そして、4歳の娘(年少)もケーブルカーを使わずに阿夫利神社下社まで登る事!です。
大山は、子供が産まれる前に一度登頂、また長男を背負って大山寺まで登ったことがありますが、家族で登るのは初めてです。
紅葉が見頃を迎えるこの時期、大山は大混雑する事が予想される為、早起きをして大山を目指すことにしました。
(実は、昨秋も大山に登ろうと、のんびり10時頃に来てみた事があるのですが、予想以上の大渋滞で駐車場に辿り着く事すら出来ず断念した経緯があり、今年こそ早起きしてリベンジです!)
大山駐車場到着
大山の公営駐車場は、登山口に近い第二駐車場(44台/ 1日 1000円)、少し離れた第一駐車場駐車場(84台/ 1日 600円)があり、他にも幾つか民間の駐車場が点在しています。
しかし、第二駐車場とその周りの民家の駐車場以外は、登山口までかなり歩く事になり、子供達の体力温存の為にも(40過ぎの父親の為にも・・・)、何としても一番上部にある、第二駐車場に車を停めたいところ。
ということで、
6時45分
我が家にしてはなかなか早い時間に大山までやって来ました。
途中の駐車場の案内を見ても、まだ一番上の第二駐車場も「空きあり」になっていたので、迷わず第二駐車場を目指します。
しかし第二駐車場の入口まで来ると、発券所の前に車が数台並んでいて、ギリギリ停められるかどうかという所。
前の車で満車となってしまったらショックだなぁと思っていると、おばさまが寄って来て「隣のおばちゃんの所に停めない?」と声掛けされ、料金も第二駐車場と同じ1日1,000円と言う事だったので、ちょっと迷いましたが今回はそちらに停めさせてもらう事にしました。
無事に車を停めることができ、一息ついた所で、おにぎりを食べて栄養補給。
そして登山靴に履き替えて、いよいよ登山開始です。
4才、6才は大山を登れるか?
ところで、ウチの子供達は果たして大山に登れるのかどうか、という話ですが、過去に大山に登った経験から言うと、ケーブルカーを使わず山頂まで歩くのは、大人でもかなりキツイと思います。
日頃から良く歩き、体力がある、6才(年長)の息子は登頂は可能だろうと思いましたが、4才の娘も同行させるのはちょっと厳しいのでは・・・と感じ、2つの案を考えてみました。
【案1】 ケーブルカーで阿夫利神社下社まで行き、そこから家族皆で山頂往復
この案であれば、4才娘も一緒に登頂できそうです(それでも4才児にはかなりキツイと思います)し、山頂に立つ達成感もあります。
【案2】 ケーブルカーを使わず、息子&私は山頂まで、娘&嫁は阿夫利神社下社まで歩く。
歩ける距離としてはこちらが現実的。
しかし、息子と私が山頂を往復する間、阿夫利神社でかなり待つ事になるので、その間に4才娘が愚図らないかが心配。
悩んだ結果、この時期、土日はケーブルカーも大混雑が予想されるため、ケーブルカーが動き出す9時前に登ろうと、案2に決定。
山頂組と阿夫利神社組に分かれて登ることにしました。
4才&嫁チームは、中腹の阿夫利神社下社をゴールとしてのんびり登ってもらい、その間に私と長男が山頂まで登って阿夫利神社下社まで下りてきた所で合流する予定です。
尚、山登りをするにあたり、低山でも子供には登山シューズを履かせています。(モンベルのものを購入)
特に岩場が多い大山は、運動靴だと滑ってしまいますが、登山靴だと岩を捉えてサクサク登ることが出来るので、体力の消耗に断然差が出ます。
こま参道
まずは阿夫利神社の参道でもある、お土産物屋街「こま参道」を通って登山道へ向かいます。
ケーブルカー乗り場までも階段が延々と続くので(ここだけで362段)、しょっぱなから結構足に来ますが、所々に大山クイズや豆知識などが用意されていて、楽しめる工夫がされています。
7:25
ケーブルカー乗り場を過ぎると、男坂、女坂の標識が現れ、本格的な登山道が始まります。
ここから山頂アタック隊(息子と私)と阿夫利神社組(嫁と娘)の二手に分かれて、それぞれのゴールを目指します。
山頂組、6才息子の登山記録
今回は比較的傾斜が緩やかな女坂を使って山頂を目指します。
傾斜が緩やかと言っても、女坂に入るといきなりこんな長い階段が現れます。
大山の序盤は、とにかく延々と階段が続きます。
それでも元気な6歳長男は、ものともせず、ドンドン登って行きます。
こちらは女坂の途中にある、『子育て地蔵』
この子育て地蔵には、長男が生まれる前の年と、長女が生まれる前の年には長男をベビーキャリアで背負って、それぞれお参りに来ていたので、いつか元気な子供が産まれた報告に来たいと思っていました。
あの時の赤子が、今日は自分の足で山頂を目指しますよ。
この紅葉が見事な長い階段を登ると、ケーブルカーの途中駅でもある大山寺があります。
息子はまだまだ元気だったので、軽く水分補給をしただけですぐに先に向かいます。
この先からはコンクリート製の階段から、ゴツゴツした岩の階段が現れます。
これは・・・4歳の娘は、阿夫利神社までも、辿り着けない気がしてきました・・・
8:10
女坂を登り切り、阿夫利神社下社の手前までやって来ました。
ここにはチップ制(50円)のキレイなトイレがあるので、山頂を目指す方はここでトイレを済ませた方が良いです。
8時10分 阿夫利神社下社到着 (登り始めてから約1時間で到着)
山の中にあるとは思えない立派な建物ですね。
ここでベンチを借りて、山頂アタックに備えてかるく腹ごしらえ。
この日は天気が良かったので、紅葉も良く映えます。
飛行機雲も激写。
女子チームが、ここまで辿り着けるのか心配ですが、我々が山頂へ行き、阿夫利神社に戻ってくるまで3時間ぐらいあるので、ゆっくり登って貰えば良いかなと、LINEをしてみると、
「あと5分で阿夫利神社」とのこと!!
4才娘の登山の記録
こちらは、別れてからの娘の記録。(嫁[記])
すれ違う登山者が、皆杖を持っているのを見て自分も欲しくなったようです。良い杖を見つけました。
岩の階段続きで、娘にとっては、一段一段がかなりの高さなので、途中でめげてしまうかなと思いましたが、楽し気にどんどん登って行きます。
(私を心配して、時々、杖を貸してくれました)
大山寺の、急勾配で長~い階段もスイスイ駆け上って行きます。
すれ違う人達から、「すごいすごい、がんばれ!」と声を掛けて貰い、益々元気が出る娘。
全部階段を登っても、にっこりと余裕。
休憩もせず進んで行きます。
とにかく階段を登るのが早い!
写真もブレブレです・・
8時30分 ようやく到着!(登り始めから約1時間20分で到着)
ご褒美のソフトクリームを食べ、ご満悦。
さて、お兄ちゃんたちが戻ってくるまで約3時間、娘と二人でどうやって時間を潰そうかな・・